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HIROYUKI TAKAHARA 1992-2004
SELECTIED WORKS
Seikyo Gakuen Junior and Senior High School Exterior design around the main gate
清教学園中・高等学校の正門改修の業務である。新しい学校の顔を創り出すのでなく、既存の要素を取り入れ、アプローチから視線の抜けや、正門からの風景としての見え方を意識した。正門に立ったときに学園のシンボルであるカリオン塔と校舎を見渡せる位置を正門の中心と設定し、その中心から波紋のように地域、校内へと広がっていく円の舗装デザインとした。舗装は、校舎へと導かれる緩やかな曲線を描き、カリオン塔と同系統の赤色のレンガブロックを基調に「多様性・一人ひとりの賜物」を表現した白のレンガブロックをアクセントとした。また、舗装材には、セメントを用いず土で作られたインターロッキングブロックを使用し、レンガブロックと併せて、自然に配慮したランドスケープとなっている。 今回の整備にあたり、ガラスのモニュメントの撤去が必要となり、ただ撤去するだけでなく、ガラス部分の再利用により、記憶の継承を図った。
CONCEPT